Drakskipのここがすごい!──レソノサウンドとの親和性
『うねり、戯れ、疾走する。』北欧インストバンド Drakskip
北欧伝統音楽の新たな可能性を探求し、日本と北欧を結ぶ道の先を描くアコースティック・トリオ。そのサウンドは躍動的、時に前衛的でありながらもどこか懐かしい。
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_auto,q_glossy,ret_img,w_768,h_491/https://www.resono-sound.com/wp-content/uploads/2023/03/Drakskip_Earth2020.jpg-768x491.jpg)
Drakskipは北欧の伝統音楽をベースに躍動的な音楽を奏でるアコースティックトリオ。
編成はハーディングフェーレ(ノルウェーの民俗楽器)やヴィオラ、ニッケルハルパ(スウェーデンの民俗楽器)、12弦ギターとなっている。
ハーディングフェーレ、ニッケルハルパについては別の記事で紹介しているのでここでの紹介は割愛するが、いずれも共鳴弦がついているのが特徴である。
https://www.resono-sound.com/nyckelharpa/
https://www.resono-sound.com/2021/02/02/post-1460/
とにかくまず1曲聴いていただきたい。
向かい合うような形で、広いステージを小さく使っているところが非常にスウェーデンのフォーク的であるとも言える。
Drakskipは常に新しいことを追い求めるバンドでありながら、ベースに伝統音楽の弾き方がちゃんとあるバンドなので、新しいことをしていても地に足の付いた安心感がある。
そして、とてつもなくかっこいいのだ。三人の息が合わさる様、揃った足踏み、役割分担されているようで実は溶け合わさった一つの音楽を生み出しているその音楽性。
どれをとっても、長い間活躍してきた今のDrakskipだからこそできることであり、他のバンドがそう簡単に真似できることではないと考える。
レソノサウンドとの親和性
Drakskipは様々な場所でライブを行うバンドであるので、時にはPA(音響機器)を用いることもある。
しかし、この共鳴弦の独特な飽和感はマイクで拾うのが非常に難しい。会場の響きにも大きく左右される。
レソノサウンドは生音の響きを大切にしている会場である。今回のライブも、ギターがかすかにアンプを使う以外は完全に生音でお届けすることができる。
そういった点からレソノサウンドとDrakskipは親和性が高く、また彼らは関西に拠点を置いていることからもレソノサウンドでのライブはとても貴重なのである。
そんな彼らのライブが5月27日にある。正直、かつて聴いたことがある人も聴いた方が良いライブになると確信している。
そのくらい、Drakskipの進化は止まらないのだ。
ご予約はこちらから↓
https://www.resono-sound.com/2023/03/31/drakskip-6thalbum/
Posted by resono-sound
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