ニッケルハルパについて

2019年11月5日

ニッケルハルパについて

IMG_0553
ニッケルハルパ――
 
きっと初めて聞いた方がほとんどではないでしょうか。
 
Nyckelharpa
 
Nykelが鍵盤、harpaが弦楽器をそれぞれ表します。
ニッケルハルパはスウェーデンのウップランド地方に伝わる伝統楽器。
 
1350年頃の教会のレリーフにニッケルハルパを持った天使が描かれているのが最古の記録とされていますが、ニッケルハルパ自体が一度廃れてしまったこともありその程は定かではありません。
 
1960年頃に起こった再興運動により現在では多くの奏者がニッケルハルパを演奏しています。
ニッケルハルパの特徴は大きく二つ――
一つは鍵盤(キー)を押さえて音程を取る、ということ。
バイオリンのように弓で弦をこすって音を出す擦弦楽器(さつげんがっき)でありながら、音程を左手で微調整する必要がありません。どこにどの音があるかさえ覚えてしまえばあっという間に弾けるようになります。
そしてもう一つは12本の共鳴弦を持っているということ。
12本はソから半音ずつ並びファ#まで、全ての音程を網羅しています。何の音を鳴らしてもどれかしらの弦は共鳴していることになり、鍵盤によってビブラートなどの奏法が使えないにも関わらず豊かな残響、余韻を楽しむことができます。
ニッケルハルパは民族楽器であり工芸品ですので、基本的には職人による手作りです。
そのためスウェーデン国外では滅多に出回っておらず、スウェーデンの通貨は「スウェーデン・クローネ」……
日本に住んでいてニッケルハルパを手に入れようとするといくつかの障壁のある楽器であることもまた事実です。
 
レソノサウンドではスウェーデンから買い付けてきたニッケルハルパを日本円でお求めいただけます。
職人によって違った表情を見せるニッケルハルパたちをぜひ当店でご覧になってください。
 
素敵な楽器に巡り会えますように。

2019.7.14 レソノサウンド

Posted by resono-sound