3月12日開催 北欧とケルト 二つの音楽をつむぐ糸、つなぐ糸 関東公演のこと

まずはこちらの動画をご覧ください。
レソノサウンドで撮影されたものになるのですが、私、この2人のデュオが大好きで……本当に暖かさが伝わってくる良いデュオだなと思います。

野間友貴さんが弾いているのは、ノルウェーの民俗楽器「ハーディングフェーレ」です。普通のバイオリンとは見た目も音色も奏法も違うのですが……
ハーディングフェーレについて詳しく知りたい方は私が以前書いたこちらの記事をご覧ください。

松岡莉子さんが弾いているのはスコットランドのハープです。莉子さんは昨年、キングレコードからメジャーデビューしました。その時の肩書きはケルティックハープ奏者になっています。莉子さんはもちろんアイルランドやその他の地域の音楽にも詳しい方ではありますが、ルーツとなっているのはスコットランド音楽だと思うので、レソノサウンドではあくまでもスコティッシュハープ奏者と呼びたいと思っております。(「ケルト音楽」の方が売り出しやすいんですよね、商業的に。それは分かっているつもりです)

このお二人がなんとCDをリリースするということで、そのレコ発ライブがレソノサウンドで行われます。アイリッシュフルートの須貝知世さんをゲストに迎え、2部制、90分程度のライブになる予定です。当初、14:00開演の1公演のみの予定でしたが、満席になってしまったため、急遽17:00開演の2公演目を設定いたしました。こちらの方はまだ空きがありますのでぜひお申し込みいただければと思います。

スウェーデンとスコットランド、お互いが大切にしているものを尊重しながら、二人にしか生み出せない音楽を生み出しているのはリスペクトの表れだなと思います。二つの旋律が見事に混ざり合うとき、スウェディッシュフォークの良さがとてもよく表れていると思いますし、聴きやすさ、取っつきやすさはスコティッシュフォークの良さが存分に発揮されていると感じます。生音のよく響くレソノサウンドではハープの低音も豊かに鳴ってくれます。会場含め、とにかく「良い」ライブになると思いますので、ぜひご予約いただければと思います。詳細はこちらをご覧ください。

Posted by resono-sound