LUFTが東京にやってくる!8/11コンサートについて
2023年7月30日

いよいよ迫ってまいりました8月11日(金)のLUFT(ルフト)コンサート!
https://www.resono-sound.com/2023/06/24/post-3525/
今日はそんなLUFTの魅力について語っていきたいと思います!
LUFTはフィドル・ハーディングフェーレの野間友貴さんとピアノ・足踏みオルガンの鈴木潤さんのデュオ。
ハーディングフェーレについてはこちらの記事で解説しています。
https://www.resono-sound.com/2021/02/02/post-1460/
スウェーデン語で「空気」を意味するそのユニット名には「音楽にはその土地の空気や生活が宿る」という意味が込められています。
その名の通り、現地の空気感を大切にし体現している野間さんのフィドルに実はレゲエがご専門の鈴木さんの鍵盤が加わることによる化学変化はとても面白く、スウェーデン伝統音楽でありながらポップにも解釈できる音楽性となっています。
8月11日のここがすごい!
LUFTは関西を拠点として活動しているユニットです。そのため東京での公演はごくわずか。
しかも今回はゲストに北欧笛奏者の織田優子さんを招くという、今までに無い形でのコンサートとなっています。
さらに、さらにですよ、なんとオルガンを車で運んできてくださるということで、レソノサウンドに初めて足踏みオルガンがやってきます!
この時点で聴くしかないコンサートにはなるのですが、ぜひ注目していただきたいのがタイトルにも盛り込んだリズムの「うねり」です。
スウェーデンの伝統音楽はダンスに由来するものがほとんどで、地域によっては独特なリズムの揺れ、「うねり」を持っている曲が多く存在しています。
そのうねりを表現させたら右に出る者がいないのが野間さんであり、うねっている曲の方が楽しいと息を合わせているのが鈴木さん。
北欧音楽のコンサートは他にもあると思いますが、ここまで伝統的で、しかし聴きやすいを両立したコンサートはほとんどないのではないでしょうか。
私も今から楽しみにしています。
会場のレソノサウンドは生音がよく響く部屋となっていて、北欧の弦楽器が並んでいる珍しい音楽スタジオです。
北欧伝統音楽のコンサートをやるにはもってこいの環境というわけですね。
北欧の弦楽器には共鳴弦と呼ばれる共鳴のための演奏しない弦が張ってあるものが多いです。これにより独特の透明感のある音色を作っているのですが、この響きはマイクを通すと損なわれてしまいがち。
したがって、生音で聴ける環境は楽器の良さを最大限に感じられる空間というわけです。
コンサート概要
日時:8月11日(金・祝)
時間 昼の部 14:00開演
夕の部 17:00開演 (それぞれ30分前開場)
会場:レソノサウンド
料金:3,800円(税別)
ご予約・お問い合わせ(レソノサウンド) ※氏名・ご希望の部・枚数・ご連絡先電話番号をお知らせください
Mail. info@resono-sound.com / Tel. 03-3945-5108
みなさまのご予約、心よりお待ちしております!!
Posted by resono-sound
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