北欧フィドル教室生徒さんの声【クラシックからの転向 櫛谷結実枝さん】

2022年8月20日

今回は当店で野間友貴さんが月1で開講しているスウェディッシュフィオール(北欧フィドル)教室の魅力を、
本レッスンに数年通われているフィドル奏者の櫛谷結実枝さんに伺いました。

教室の概要はこちら→https://www.resono-sound.com/classroom-html/

>こんにちは、よろしくお願いいたします。

 櫛谷さん こんにちは、お願いいたします。

>まず、この教室を受講されたきっかけは何ですか?

 櫛谷さん 教室を受講する2.3年前くらいから北欧の伝統音楽に興味を持ち、楽譜を見たり耳コピーをしたりして弾いていたのですがなかなか北欧独特のノリが出せず、
 難しいなと感じていたところに、レソノサウンドさんで教室が始まると聞いて飛びつきました。

>なるほど!
>それでは受講する前と定期的に受講した後だと何か違いは生まれましたか?

 櫛谷さん 未だノリは出せていませんが、ポルスカ(スウェーデンのダンス曲)のリズムを足で踏みながら演奏したり、曲の中の伸び縮み、うねりなどを感じることができるようになりました。
 また、周りの人からは音色が変わったと言われました。(北欧伝統音楽におけるボウイングの基礎や発音の仕方も丁寧に教えてくださいます)

>北欧フィドルの音色はクラシック音楽とはまた違った鳴らし方をしていると感じますが、同じ楽器で変えられるものなんですね。
>もともとクラシック音楽のヴァイオリンも演奏されていたと伺いましたがクラシックとフォークの大きな違いはなんでしょうか。

 櫛谷さん 奏法のところで言うと、ビブラートをかけないところや、独特の装飾音、微分音があるところ、ボウイングやフォームも違います
 音楽的な意味での大きな違いは北欧伝統音楽はより生活に根ざした音楽であり、身体に無理をさせない音楽だと思います
 クラシック音楽は元々宮廷音楽から始まっていますが、伝統音楽は地域の冠婚葬祭の為の音楽であったり、ダンスを楽しむための音楽です。
 そこが生活に根ざしている所以であり、いつもそばにある音楽だと思います。

>無理をしない、いつもそばにある音楽、素敵です。
>櫛谷さんご自身も演奏活動やレッスンをされている方ですが、とりわけ野間さんに習うことにはどのような価値があると思いますか?

 櫛谷さん 一番手っ取り早いのは現地へ行って勉強することだと思いますが、なかなかそれが叶わない場合、
 現地で学んで来られた野間さんに教えていただくことは、とてもスマートなことだと思います。
 現地の方から吸収されたことを日本人である野間さんが噛み砕いて、わかりやすく教えてくださることは、現地へ行くのとはまた別の価値があると思います。

>ありがとうございました!
北欧の音楽に興味がある人だけでなく、ヴァイオリンを演奏する人全てにとって、新しい世界が拓ける教室であると私自身も思っています。
 ぜひたくさんの方に受講していただきたけるように我々も努力して参ります!

 

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櫛谷結実枝     Yumie Kushitani

滋賀県草津市出身。栃木県宇都宮市在住。

幼少よりクラシックバイオリンに親しみ、神山交響楽団などで演奏。

過去エレキバイオリンでロックバンドのサポートやインストユニットなどでも活動。

現在は北欧の伝統音楽、教会音楽などを好み、様々なミュージシャンと共演する他、朗読とのコラボレーションでも活動している。

また県外から素晴らしい北欧音楽ミュージシャンの招聘も積極的に行っている。

1stオリジナルソロアルバム「光」販売中
https://liten-fele.stores.jp/items/608118feda019c298d01d342

ホームページ 
https://yumie-kushitani.jimdosite.com/

Posted by resono-sound