うねる水面に佇めば ~弦と鍵盤、そして笛 北欧伝統音楽コンサート~

北欧伝統音楽デュオ、LUFT(ルフト)が北欧の笛奏者、織田優子さんをゲストに迎えたコンサートの開催が決定しました。

北欧の伝統音楽にあるリズムの「うねり」
フィオール(バイオリン)、ハーディングフェーレ(ノルウェーの伝統楽器)の野間友貴さんが体現する、現地で学んだそのうねりを、軽やかにそして遊ぶように鈴木潤さんの足踏みオルガンが引き立てます。
ここに笛が加わると一体「うねり」はどうなるのでしょうか。実際にお聴きになって確かめていただければと思います。

ライブ詳細

日時:8月11日(金・祝)
時間 昼の部 14:00開演
   夕の部 17:00開演 (それぞれ30分前開場)
会場:レソノサウンド
料金:3,800円(税別)
ご予約・お問い合わせ(レソノサウンド) ※氏名・ご希望の部・枚数・ご連絡先電話番号をお知らせください
Mail. info@resono-sound.com / Tel. 03-3945-5108

出演者

LUFT(ルフト)
北欧の国々に古くから伝わる音楽を演奏するデュオ。
ルフトは「空気」を意味するスウェーデン語で、「音楽には土地の空気や生活が宿る」という想いが込められている。野間が北欧での経験や愛着をダンス曲や民謡に乗せて奏で、鈴木は即興的なアレンジで遊びながら、共にうたう。フィオール(バイオリン)やノルウェーの楽器ハーディングフェーレ、ピアノと足踏みオルガン、時には歌も交えて、北欧の空気を届けている。

野間友貴
北欧伝統音楽フィドル奏者、コンポーザー。名古屋音楽大学、Malungsfolkhögskola 伝統音楽科卒。
2006年「Drakskip」を主宰し2021年までに6枚のアルバムをリリースし、日本各地、北欧各国で演奏活動を行う。スウェーデンへ音楽留学、北欧各地の名手を訪問し研鑽を重ねる。近年は西ダーラナ地方へのフィールドワークを行っている。 日本へ北欧フィドル文化を伝える一方、北欧へは伝統音楽の可能性を提示し続ける。
主な出演にフジロック2015、KaustinenFolkmusicFestival2012 (フィンランド)Körro Folkmusic Festival2012/2014、Linköpin Folkmusicfestival2015,UmeFolk2016(スウェーデン)「LIFE 夢のカタチ」(朝日放送)「おんがく交差点」(BS テレ東)「Från Haverö till Osaka」(スウェーデン公共放送)など。

鈴木潤
グルーブと音色にこだわる鍵盤プレイヤー。作曲家。
5歳のときピアノ・作曲をはじめる。京都大学文学部哲学科美学美術史卒業。曲作りは「俳句meetsポップス」と評される。シンプルなメロディー、日本的な間合い、ダンスグルーブが交錯する表現をつきつめている。国内外のアーティストのレコーディングやライブのサポートキーボードを経て、2010年ごろからソロ活動。近年のテーマは、空気感・倍音・場所。現在も、レゲエ、R&B、ブラジル音楽などの音楽シーンでのサポート演奏やレコーディング、自身のソロ演奏と平行して、Drop、RAITAJunなどの新ユニットでの音源制作や、江州音頭バンド「サンポーヨシ」や「校歌部」など京都での地域密着型のさまざまなユニークなバンド活動も続けている。完全放置型の子供やお年寄りとの音楽即興ワークショップの経験も長く、日本センチュリー交響楽団や京都女子大学、東京音楽大学等でトレーニングや講座を受け持っている。

Guest. 織田優子
大阪音楽大学音楽学部作曲学科楽理専攻卒業。在学中より古楽、北欧伝統音楽の分野で演奏活動を始める。アルバム Shanachie「Sally Garden」(2005)、「time blue」(2011)、Lokki「Lokki」(2017)の他、井波陽子「手紙」(2012)、かとうかなこ「華やかなる日」(2013)などのレコーディングに参加。これまでに、神谷徹、向江昭雅、濱田芳通の各氏に師事。2008年〜2014 年、大阪音楽大学音楽学専攻助手。スウェーデンの伝統音楽をヨーラン・モンソン、ダン・ルンドベリ、マッツ・ベリルンドらから学び、ヨーラン・モンソンが故郷ハヴェロで主宰している「Folk Flute Academy」の日本支部の運営を任されている。2020年から Härnosands Folkhögskola ディスタンスコースでフォークフルートを履修中。

Posted by resono-sound