Väsenの新譜を入荷しました!
2021年7月14日
Väsenの新譜を入荷しました!
東京で買えるのは(たぶん)レソノサウンドだけ! もちろん店頭では試聴可能です♪
~以下紹介文~
ニッケルハルパのOlov Johansson、5弦ヴィオラのMikael Marin、12弦ギターのRoger Tallrothと言えば無印良品BGM8にも収録されている超有名ミュージシャンで、3人はVäsenというバンドを結成していた。
しかし昨年11月、ギターのローゲルがVäsenを脱退することを発表。
デュオとなった2人での初のアルバムがこの「DUO」である。
今まで5弦ヴィオラを弾いていたMikaelがエレキヴィオラを駆使しウッドベースのような低音を出したり、肩乗せチェロを使うなど新たな試みは各所に感じられる。Olovも、シルベルバスハルパという古い時代のニッケルハルパや、オクターヴハルパという普通のニッケルハルパより低い音の出る楽器を使っている。
今まで伝統音楽をモダンに解釈し、新しい音楽を見せ続けてきたVäsenだが、ある意味伝統性に再帰したかのようにも思える編成であり選曲となったVäsen Duo。しかし、流石Väsenと言ったところか決してありふれたところには帰らずに、新しい音楽を提供している。
実際にオリジナル曲の他に、伝統曲、そして故郷Upplandの作曲家Eric Sahlströmの曲が数曲収録されている。有名な曲で他のミュージシャンもカバーしている曲だが、Väsenのそれはずば抜けて上手い。伝統曲はオリジナリティに溢れるアレンジとなっている。そしてそれらはDuoでなければ生まれなかった発想かもしれない。
Olovという稀代のメロディプレイヤーとMikaelという縦横無尽に立ち回ることのプロが一つになったとき生まれる音楽とは。
新境地に辿り着いた二人の演奏をぜひ。
オリジナル度★★★★☆
かっこよさ ★★★★☆
民族音楽感 ★★★☆☆
演奏技術 ★★★★★
全16曲
ご購入はこちら
Posted by resono-sound
関連記事
ニッケルハルパ研究者Per-Ulf Allmo氏講演 「ニッケルハルパの歴史」
スウェーデンでもほんの一地域、ウップランドだけで連綿と伝えられてきた民族楽器ニッ ...
【おすすめCD紹介】TÖST! / Harv ニッケルハルパ奏者峰村茜さんレビュー
CDのジャケットは、体格のいい女性がフラフープをまわしている姿だし、CD本体を ...
10月ニッケルハルパ教室平日枠のお知らせ
ニッケルハルパに初めて触って体験してみたい!という方に向けた体験レッスンと、少し ...
砂と馬頭琴の幻燈音楽会 開催!
音楽とサンドアートパフォーマンスの共演。モンゴルの伝統音楽や民話・即興演奏ととも ...
3月ニッケルハルパ教室平日枠のお知らせ
ニッケルハルパに初めて触って体験してみたい!という方に向けた体験レッスンと、少し ...